ランニングをしました。
今日は近所の住宅街と川沿いを走った。
距離にして約3.5km。これが中々疲れる。
高校生のころは7kmを走れていたのに、だいぶ弱体化してしまった。
これでも数日前よりも走れるようになっている。自分を褒め称えよう。
しかし、呼吸器系ではなく、足の痛みの方が辛くなっている事実(特に太もも、膝)。
こりゃあまだまだ鍛え直す必要があるなぁ。
まずは5km完走。そんでもって近所のマラソン大会にチャレンジや!
「シャーロック」の1話を見ました。
母親に勧められて見た、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『SHERLOCK/シャーロック』が面白い!
カンバーバッチのホームズは、細身、高身長、色白、病気的な雰囲気など個人的なホームズ像にかなり一致していてなんだか嬉しい。ワトソンも、落ち着いていて真面目な雰囲気を持っている反面、ホームズの変人性や自らの好奇心に抗えない様子がこれでもかと出ていて良い!
ハドソン婦人やレストレード警部、兄のマイクロフトに、宿敵モリアーティ教授などの原作キャラは健在。海外ドラマ特有のテンポの良さと刻みの良いジョークで見ていてとても楽しい!
まだ1話しか見ていないが視聴続行を決心した。日々の楽しみが増えてとても嬉しいです。ありがとうアマゾンプライム。
太陽の塔 森見登美彦
豊富なボキャブラリーから繰り出される、爽やかで、めんどうくさくて、陰鬱で、きらびやかな世界観の、少し風変わりな青春劇。
文章を読んでいるだけなのに、その情景がありありと浮かんでくる文章回しが素敵。特にゴキブリを回収するシーン・ゴキブリの仕返しを食らうシーンの思わず鳥肌が立つほどの生々しさ、叡山電車と太陽の塔という水尾さんが夢中になるものを遠藤と体験するシーン(水尾さんの夢の中で遠藤と合うシーン)の風景の美しさは素晴らしいと感じた。
登場人物もとっても魅力的だ。
頭でっかちで卑屈、信念と悩みを抱える等身大の学生である「私」を初め、性格をとことんこじらせたトラブルメーカーであり私の一番の悪友でもある飾磨(シカマ)、2メートル超えの長身に長いあごひげと武将髭というインパクトから想像できないほど繊細で真面目なハートを持つ高藪、一緒にいるとこちらが申し訳なく感じるほどのネガティブマンで自分をとことん傷つける井戸。彼らズッコケ4人衆は見ていてとても面白く、「ずっと続けばいいのに」と思わず感じてしまう。
しっかり笑えて、センチメンタルな気分にもなってしまう、刺激的な作品でした。