幽☆遊☆白書 全部読みました

今更ながら、幽☆遊☆白書を全巻読みました。HUNTER×HUNTERは旧・新アニメ両方見たほど大好きなのですが、冨樫義博さんのもう一つの代表作である本作を見ないわけにはいかないと思い、完走しました。いや〜面白かった。

浦飯幽助、桑原和真の学生コンビの筋を通すカッコ良さは、読んでいてとても清々しかった。読めば読むほど大好きになっていきました。蔵馬、飛影の妖怪コンビは破格の戦力ながら敵との死闘に事欠かず、名勝負だらけのキャラクターでした。タイプの違う残虐さ、冷酷さを持っているのも素敵!

ぼたん、コエンマ、幻海、酎、陣といったサブキャラや、戸愚呂兄弟、仙水といった敵役まで、どれも個性的で魅力的なキャラばかり。

全体を通して滅茶苦茶テンポよく進むのもGOOD。HUNTER×HUNTERもそうだが、冨樫さんは章の移行が滅茶苦茶上手いなと思いました。また、トーナメント戦や試験、盗賊集団、人外との戦い、念に近い能力など、HUNTER×HUNTERに引き継がれるものも多く、興味深かったです。

個人的に、「HUNTER×HUNTERの方が作品として面白いが、幽☆遊☆白書の方が好き」という方は多いのかな〜と思いました。ギャグ調と人情とシリアスな心理描写と緊張感のあるバトルと恋愛模様のごった煮が、とっても心地良い作品だと感じます。

読んでいない方は是非。